〈 はじめに 〉
○学校教育は社会の激しい変動の影響をまともに受け、その波に翻弄されている
と言えよう。外部からの変革の要請に追われて、自らの改革意識を整える余裕が
ない状況である今こそ、内部からの積極的な自己改革が必要である。
○子どもたちの内面の活力を高めていくことは、確かな学力・健やかな心身を育
む基礎力となる。その基礎力を育む営みに大きく関わる教職員は、児童以上に内
面の活性化を図り人間力、教育力を向上させなければならない。
○本校は市内で唯一の特認校として認可を受けている。そのため、教育に対する
保護者の意識は高く、地域の支援も力強い。その期待に応えるためにも、これが
喜門岱小学校であるという特化した、特色ある教育活動を力強く推進していかな
ければならない。
○「特色」とは他校にない独自の教育を追いかけるものではない。児童の実態、
保護者の願い、社会的要請、地域の状況等を踏まえ、子どもたちに世の中の困難
に立ち向かい、自立して生きていく力をつけさせることにある。
○児童を見守る教職員、保護者、地域の大人が一体となって、「チーム喜門岱」
として学校づくりを進めていかなければならないと考える。
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