2000年(平成12年)10月8日(日)


開会式

【はじめのことば】

 開校50周年記念学芸会は、1年生のかわいい「おはロック」で始まりました。
 50周年の記念式典が終わってから1ヶ月での学芸会でしたが、歌あり、器楽あり、太鼓あり、おどりあり、劇あり、さらに、50周年を記念して、初めて保護者の発表もあり、多彩な内容で、観客を楽しませました。

学芸会・1年おどり

【1年生】 リ ズ ム
   「キッズ ソーラン」

 全校で踊ったミレニアムソーランとはちょっとちがったふりつけの踊りです。
 見ている人が船酔いをするほど元気よく踊れました。
 一人ひとりの真剣な表情が印象的でした。
 1年生は、他に音楽「リズムにのって」も発表しました。
 歌「世界中の子どもたちが」を元気よく歌いました。


2年劇 

【2年生】  劇 
   「だいくとおにろく」

 ある村にかかっている橋が大雨で流されてしまいました。すっかり困った村人達はみんなで大工さんに橋造りをたのみました。
 たのまれた大工さんはどうして橋をかけようか困ってしまいました。
 すると、川の中から鬼が出てきて、目玉と引き替えに橋を造ってやろうと言いました。そして、あっという間に立派な橋を造りました。
 でも、大工さんの知恵で、目玉を取られずに橋ができました。
 子どもたちは随所に工夫をこらしながら、演技をしていました。

 

学芸会・3年おどり

【3年生】 リ ズ ム
  「世界のおどり」

 今年は4年に一度のスポーツの祭典オリンピックがありました。
 3年生は、リズムに合わせて体を動かすことが大好きです。
 そこで、踊りで5つの国を紹介することにしました。

 ロシア  「タタロチカ」
 アメリカ 「ボタンとリボン」
 日 本  「WAになって踊ろう」
フィリピン「テニックリング」
フランス 「おおシャンゼリゼ」

 

学芸会・4年劇

【4年生】  劇 
 「不思議ウルトラコーン」

 ある日、山の谷川で発見されたなぞの物体「ウルトラコーン」。
 どこから流れてきたのか、探検隊がさぐっていくと、ウルトラコーンのすごい力が明らかになりました。
 さて、探検隊はそこで、どうした 
 のでしょう。
  テレビの中から劇は始まり、そして、外の世界へと物語は進みます。
  4年生全員が登場し、それぞれがいい持ち味で演技をしました


学芸会・5年みかぐら

【5年生】 リ ズ ム
  「みかぐら」

 運動会での中学年の定番となったみかぐらですが、5年生が学芸会版で挑戦しました。
 踊りの終盤で、「足出しスピン」という20拍で1回分のE難度の踊りは見事でした。 
 また、5年生は、器楽・歌も発表しました。
 激しく和太鼓の音を重ねてたたく「祭りケンカ太鼓」と「若者達」の合唱で、
 動と静の見事な対比で、聞いている人を魅了しました。

 

学芸会

【6年生】  劇 
  「おこり地蔵」

 今から50年ほど前、広島の街の横丁に地蔵さんが立っていました。町の人たちからは笑い地蔵と親しまれていました。
 この地蔵が原爆のために壊され、残った破片で再建されたときの表情
学芸会・6年劇 は怒った顔になっていました。 
 原爆の様子、町の人々の表情など、見事に演じていました。
 また、背景等の大道具もすばらしい出来映えで、劇を盛り上げていました。
 さすが、最高学年の劇と大変な評判でした。

   
 

学芸会・全校合唱

【全校合唱】 
 「この星に生まれて」
 「広い世界へ」

 「この星に生まれて」は、生きる喜びをしっとりと歌う名曲です。全校3部合唱で挑戦しました。
 「広い世界へ」は、50周年記念式典でも歌った曲で、軽快なリズムで50周年記念スローガンの「21世紀の扉を開け」にふさわしい曲です。
 どちらも全校の息がぴったりあった合唱で、盛んな拍手をいただきました。

 

【P T A】 ピアノ独奏 「展覧会の絵」

 今回は、50周年を記念して、親子でつくる学芸会に挑戦しました。
 演奏していただいたのは、ムソルグスキーの「展覧会の絵」の中から、「プロムナード」「卵の殻を付けたひよこの踊り」「バーバ・ヤーガの小屋」の3曲です。
 「卵の殻を付けたひよこの踊り」は殻の中からひよこが羽や足を出してピヨピヨ言っているところを音楽化したものです。「バーバ・ヤーガ」と言うのは、ロシアの有名な童話に出てくる魔女のことです。鶏の足の上に立った魔女の小屋、奇妙な衣服をつけたバーバ・ヤーガが呪文をとなえながら空を飛ぶ姿を音楽化しています。
 子どもたちは皆、思い思いに想像して、曲のイメージから納得しながら、お母さんの華麗なピアノ演奏に、感嘆の声を漏らしていました。
 暗い中での独奏でしたので、写真がうまく写りませんでした。ごめんなさい。



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