10月25日(金)に北海道室蘭大谷高校の吹奏楽部を招いて、芸術鑑賞会が行われました。アリーナに児童が集い、素敵な音楽にふれる時間となりました。
芸術鑑賞会の主な活動は、楽器の紹介や楽器演奏体験や音楽鑑賞の3つでした。
楽器の紹介では、演奏に使われる楽器の一つ一つを丁寧に紹介していただきました。楽器の名前や音の特徴、演奏の仕方などの説明を受け、実際の音色を聞き比べることができました。似たような楽器でも、楽器の長さによって音の高低が生まれることや、木管楽器や金管楽器や打楽器など、楽器には種類分けができることを知りました。
楽器演奏体験では、代表して6年生児童3名が体験しました。指揮者体験では、指揮の振り方を教わった後に実際に指揮をして、吹奏楽部の皆さんに演奏してもらいました。楽器体験では、担当した子が好きな打楽器を選び、高校生に演奏の仕方や演奏するこつを聞いたのちに、吹奏楽部の演奏に参加しました。はじめは緊張していた代表者3人でしたが、吹奏楽の演奏にうまく溶け込むことができ、会場から大きな拍手をもらって、嬉しそうでした。
音楽鑑賞では、アンコール曲を含めて8曲を披露していただきました。最近流行っている曲や誰も知っている定番の曲が盛りだくさんで、何の曲かが分かった子どもたちは演奏に合わせて、歌ったり踊ったり手拍子をしたりしていました。最後にはサプライズで、八丁平小学校の校歌を披露していただき、演奏に合わせて全校児童が校歌を歌いました。素敵な演奏に誘われ、いつも以上に大きくてきれいな歌声がアリーナに響きました。
指揮者を務めていた北海道室蘭大谷高校の吹奏楽部の顧問の先生からは、「自分の好きなものを見つけて、好きという気持ちを大切にしていってください。」と、温かいエールをいただきました。吹奏楽部の方々は、明るく笑顔が素敵で、音楽をめいっぱい楽しんでいる雰囲気が伝わり、音楽を聴いている子どもたちに音楽の楽しさを体感させてくださいました。
年に一度の芸術鑑賞会でしたが、子どもたちにとっては、目と耳と心で音楽とふれ合う貴重な機会となりました。お忙しい中、ご来校いただいた北海道大谷室蘭高校の吹奏楽部の皆様に心から感謝申し上げます。どうもありがとうございました。





