11月から、新和産業アイスアリーナ室蘭でのスケート学習が始まり、3年生以上が学年別で行っています。今回は、11月29日(金)の3年生の初めてのスケート学習の様子をお伝えします。
学校からバスで現地に向かい、まず、自分の足に合ったサイズの靴を選びました。次にスケート靴の紐を結びましたが、子どもたちにとってはきつく縛り上げることが難しく、来場くださった保護者の皆様や講師の日本製鉄室蘭スティーラーズの選手の皆様などに手伝ってもらいながら、スケート靴を履きました。けがの防止につながる防寒着や帽子や手袋を着用し、スケートリンクに向かいました。
体育専科教諭の指示を聞いたのち、スケートリンクにあがりました。外周のフェンスにつかまりながら、恐る恐るスケート靴で氷の感触を確かめていました。はじめはフェンスに手をかけて進んでいましたが、慣れてきた人からフェンスをつかまないで滑る練習に入りました。スティーラーズの選手や先生にどうやったらうまく滑れるのかを聞く子がいたり、自分が上手に滑ることができたこつを友達に教えている子がいたりしました。さらに慣れてくると、子どもたちの滑るスピードが増し、それに伴って転倒する回数も増えました。しかし、子どもたちは転倒してもしっかりと受け身をとって、すぐに立ち上がることができていて、いつの間にかほとんどの子が氷の上に立つことができるようになっていました。スティーラーズの選手からは、「滑る時は遠くを見るんだよ。」、「滑る時は前傾姿勢をとってね。」などとアドバイスをもらい、子どもたちは早速、試していました。子どもたちからは、「スピードが出せるようになってきた。」、「上手に止まれるようになったよ。」、「転んでも痛くないよ。」と、スケートを楽しむ声が聞こえてきました。
初めてスケートを滑った子も、久々にスケートを滑った子もいたと思いますが、スケートに慣れ親しむことができた学習となりました。大きな怪我や事故もなく、終えることができてよかったです。スケートは年2回の学習ですが、新和産業アイスアリーナ室蘭は休日や冬休みも営業しているので、子どもたちには機会を見て、冬のスポーツの1つであるスケートを楽しんでほしいと思います。次回のスケート学習は、3学期に実施される予定です。
最後に、子どもたちのスケート靴の紐縛りにご協力いただきました保護者の皆様に感謝申し上げます。どうもありがとうございました。






