3年生初めての毛筆

 3年生から書写の学習で、「毛筆(習字)」が始まります。6月7日(金)に、初めての墨汁を使った毛筆の学習を行いました。
 子どもたちは、前回習った習字用具の準備を済ませてから、授業に臨みました。文字を書く前にすずりに入れる墨の量や墨を含ませた筆の整え方を知り、実際に自分でやってみました。
 今回は、「二」という文字に挑戦しました。異なる長さの2本の直線をバランスよく書くことをめあてに、教科書をよく見ながら直線の書き方を学習しました。「筆を斜めにおいてから書き始め、その後に筆をゆっくり進ませ、再度筆を斜めにおいて止める。」という直線の書き方を知りました。また、筆を立てて書くこと、筆先を整えること、手本をよく見ることの大切さも教わり、練習に生かしていました。
まず、プリントで線をなぞる練習をして、次に、半紙に練習をしました。書いていく中で、「もう少し、下から書かないとな。」、「2本の線の間を詰めすぎた。」などと、子どもたちは、自分の作品に対する課題を見出し、次の1枚に生かそうとする姿がありました。集中した時間の中で何枚も書き進め、自分の納得のいく作品を1つ選んでいました。最後に小筆で自分の名前を書いて、提出しました。最後に余った墨や習字道具の手入れの仕方を教えてもらい、慎重に片付けをしていました。
 習字の書き方も習字道具の片付けも回数を重ねると、上手になると思います。習字セットの用意や服装の準備など、次回もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 


2024年06月17日