秋の避難訓練

 9月6日(金)に、今年2回目の避難訓練を実施しました。今回は事前予告がなく、休み時間での訓練実施ということで、子どもたちが冷静な判断をして落ち着いた避難ができるかが大切でした。 
 今回の避難訓練は、地震が起こった後に理科室から火事が起きたという想定で行われました。
 まず、地震のサイレンを聞いた時には、机がある教室では机の下に入ること、アリーナやグラウンド等の広い場所では落下物から身を守るために中央に素早く移動することが必要でした。校内の様子を見ていると、机の下にすぐに入って次の放送の指示を静かに聞こうとする様子がありました。グラウンドやアリーナや廊下にいた子も、近くの先生の指示を聞いてすぐに行動できていました。
 避難では、火災現場を避けて素早く落ち着いて逃げることが必要となります。ハンカチや服の袖で自分の口や鼻を覆って避難する姿がありました。また、階段や廊下の合流地点で低学年を先に行かせてあげる様子や、上級生が下級生を連れて一緒に避難する様子も見られました。避難訓練時にいつも学習してきた「お(おさない)・か(かけない)・し(しゃべらない)・も(もどらない)」をしっかり守っていました。
 今回は、子どもたちがいろいろな場所から、一斉にグラウンドに避難しました。グラウンドに出てからはクラスごとに整列して担任の人数確認と安全確認がありましたが、とても短い時間で済ませることができました。これも、子どもたちの素早く落ち着いた行動のおかげです。今回の避難訓練では、子どもたちは、自分の命を最優先に守る行動ができたと思います。
 9月6日は胆振防災教育デーでしたが、今一度、安全に対して気を引き締めるよい機会になりました。学校で行った避難訓練や安全指導は家庭での教育にも生かせる部分があると思いますので、何かの機会にご家庭で防災について話題にあげてくださるとうれしいです。

 

 

 

 

 


2024年09月10日