ウポポイ見学(4年生)

 先月末のことになりますが、9月26日(木)に4年生が、白老町のウポポイ民族共生象徴空間に行ってきました。
 今回の見学学習の事前学習として、子どもたちはアイヌ文化についてや、ウポポイの施設についての調べ学習をしていました。そこから知りたいことと思ったことや興味が沸いたことなどを、見学学習を通じて学び深める機会となりました。
 今回の見学では、博物館の見学・伝統芸能鑑賞・アイヌ料理食体験と主に3つの学習内容に分かれていました。博物館の見学では、いろいろな展示品を見たり説明を読んだりしながら、アイヌの生活やアイヌ文化の様子についての知識を得ました。伝統芸能鑑賞では、昔から伝わるアイヌの踊りや楽器の演奏などを鑑賞し、アイヌ文化にふれる機会となりました。アイヌ料理食体験では、鹿の焼き肉やきび入りご飯などを味わい、子どもたちは使われている食材に興味を示し、現代の食事との違いを学び知ることができました。この他にも自由散策の時間があり、班ごとにアイヌ式の住居を見学したりウポポイのクイズラリーに挑戦したりしながら、持参したしおりに、自分が見つけたことや気になったことをたくさんメモしていました。
 今後は、指定された8つのテーマから1つを選択して、個人でのまとめの活動に入っていきます。自分が進めてきた事前学習に今回の見学学習で得た情報を組み合わせて、スライドの資料を作成して交流する予定です。アイヌ文化のどこにスポットを当てて、どのような工夫を盛り込んだ資料が完成するのかが楽しみです。
 4年生は、今回の見学学習に行く前からとても楽しみにしていて、実際に施設をまわりながら学習を積み、友達との楽しい思い出を作ることができました。また、見学学習の約束や集団で気持ちよく過ごすためのマナーを考える機会にもなり、集団行動について考えるよい機会にもなったようです。ぜひ、今月に予定されている社会科見学にも、今回の学びを生かしてほしいです。

 

 

 

 

 

 


2024年10月08日