学習発表会に向けての取組

 学習発表会に向けての取組が進んでいます。子どもたちは、今週の10日(木)の児童公開、12日(土)の保護者公開に向けて、練習をがんばっています。
 今回の学習発表会は、全校一斉開催で行います。1年生から始まって学年順に発表し、最後は6年生の発表で終わります。発表内容は、どの学年も日頃の学習を生かしたものになっています。音楽の発表を行う学年や音読劇を中心に行う学年などが多いですが、その発表内容には学年ごとの工夫が多々盛り込まれています。
 音楽の発表では、3年生が今年学習を始めたリコーダーの演奏に精を出しています。また、器楽合奏ではいろいろな楽器に挑戦する子が多く、個人練習も集団練習も全力で取り組んでいます。5年生は、アリーナで合唱練習に入っています。教室で練習してきた成果を発揮して大きな声を出して歌うことを目標にし、そこから細部の歌唱練習を進めていました。パートごとのメロディを確認したり、音をのばす所や曲の強弱の確認をしたりしながら、曲全体の完成度を高めていっています。6年生は、パートごとに分かれての練習をしていましたが、アリーナでみんなの音を合わせる練習を積みながら、音の強弱や演奏する速さの調整を進め、器楽の完成を目指しています。今週は合唱練習にも力を入れながら、発表1つ1つの完成度を高めていっています。 
 音読劇の発表もがんばっています。1年生は、国語の教科書で学習した音読劇の中に、1年生になってできるようになったことの発表が盛り込まれています。アリーナだけではなく、教室や廊下などいろいろな場所で熱心に練習を重ねていて、たくさんの子が活躍する発表になりそうです。2年生は、クラスで自分のせりふや歌の練習をしっかりしてきたうえで、アリーナでの学年練習に励んでいました。せりふを言う人は大きな声で話すだけでなく、せりふに合ったジェスチャーも工夫していました。堂々と発表できるようになってきています。4年生からも素敵な声が聞こえてきています。4年生では、どのような状況なのかやどのような心情なのかを考えて、そこからせりふの言い方や動きを工夫していました。
 本番を間近に控え、どの学年も発表を見てくれるたくさんの人にどう届くか、どう伝わるかということを大事にしながら練習していたのが、印象的でした。個々に、せりふを言う子や発表をしている子が際立つ場面がありますが、その場面や発表全体を引き立てる全体の役割も重要です。1つの発表を作り上げるという意味では、学年で団結力してやり遂げることが必要です。練習の成果を最大限に発揮することを期待しています。
 どの学年でも、活躍する子どもたちの姿がたくさんあると思いますので、学習発表会を大いに楽しんでいただければ嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 


2024年10月09日