2月3日(月)~7日(金)に、後期の生活委員会が、正しい廊下歩行を呼び掛ける取組を行いました。中・昼休みにもっとも通行量が多い職員室からアリーナに向かう廊下で、その取組が行われました。また、廊下には正しい廊下歩行を呼び掛けるポスターを自作し、掲示もしました。
生活委員会の子どもたちは、日によって担当を決め、廊下に立ちました。ひと目で正しい廊下歩行に向けた取組を行っていることが分かるようにと、インパクトのある被り物を頭に装着し、交通安全の黄色い旗を持っていました。
生活委員会が主に2つの声掛けをしていました。
1つめは、落ち着いて廊下を歩いている子に対して、「静かに歩いていてえらい。」、「右側を歩いていて、すばらしいです。」等の声掛けをして、しっかりできていることを認める声掛けをしていました。 2つめは、課題がある廊下の歩き方をしている子に対して、「廊下は広がらずに歩こう。」、「大きな声を出さないで歩いてね。」等の声掛けをしていました。
廊下を通る子どもたちは、生活委員会から率先して掛けられる声を聞いていました。廊下歩行を褒められた子たちはとても嬉しそうな表情をしながら、自信満々に通過していきました。一方で、廊下歩行に対する指摘を受けた子は、言われたことをすぐに生かし、廊下歩行の仕方を改めていました。生活委員からの指摘を受け入れ、素直に対応しようとする点は、八丁平小学校の子どもたちの素敵なところです。
今回、生活委員会が廊下歩行にスポットを当てた取組を行ったのは、日頃の廊下歩行の仕方に課題を感じたからだそうです。正しく廊下歩行をすることに直結するのは、廊下を走らないこと、廊下で大きな声を出さないこと、廊下で広がらないこと等の具体的な行動の一つ一つですが、その根底で育てたい力は、自分で考えて行動する力です。ぜひ、子どもたちには廊下歩行だけでなく、日頃の生活を振り返りながら、考えて行動する力を鍛えてほしいと思います。
3学期も残り2か月を切っています。八丁平小学校の絆を深め、学校をよりよくするための後期の委員会活動の充実と、子どもたちのさらなる成長を期待しています。





