ポートボール(4年生)

 4年生が体育の授業で、ポートボールに取り組みました。
 ポートボールというのは、バスケットボールに似たボール運動で、台に乗った人(ゴールマン)にボールをキャッチさせることができたら得点となるゲームです。
4年生のポートボールでは、ゴールマンの前に得点を阻止するガードマン(ディフェンス)がいたり、ドリブルが禁止だったり、コートにいる3人の味方が必ず一度はボールに触らないとシュートができなかったりと、独自の試合のルールを設定し、たくさんの人が攻守に積極的に関わる工夫を取り入れ、子どもたちにゲームに臨ませました。
 ドリブルができない状況や3人の味方が必ずボールに触らないとシュートができない状況になると、ボールをもらうためにどんどん走ることや空いているスペースを見つけて素早く動くことが必要となり、子どもたちのゴールに向かうための運動量が一気に上がりました。さらに、ガードマンがいることでシュートの邪魔をされるので、どうやったらゴールマンをかわしつつゴールマンが捕れるボールを渡せるかを考える機会となりました。子どもたちは独自のポートボールのルールをどんどん理解しながら、どうやったらうまく攻守を進められるかを考える意識が高まりました。実際のゲームでは、練習を積んできたパスやシュートなど活用しながら、さらに味方に指示する声や味方を助ける声が飛び交うようになり、ナイスプレーがかなり増えて、試合は大変盛り上がりました。
 また、クロムブックで動画撮影した試合の様子を見返しながら試合がない時間に作戦会議を進め、次のゲームに意識することの確認を進めていました。チームの結束を高めながら、次の試合への意欲をもつことにつながっていました。
 今回のポートボールは、ボール運動が得意な子も苦手な子も協力して活動を進めることができる体育の学習となりました。

 

 

 

 

 

 

 


2025年02月12日