先週の6日(水)に、第1回目の縦割り班清掃がありました。1学期から顔合わせをしたり、交流を図ってきたりしたメンバーでの初めての清掃の機会となりました。
今回はまず、班ごとの活動場所に集合してみんなで清掃場所に行き、その後に簡単な清掃活動をするという流れでした。
班ごとの集合時には、リーダーとなる6年生が、自分の班のメンバーを確認していました。初めてとなる1年生を教室前まで迎えに行き、集合場所に手を引いて連れて行く様子がありました。その後、班のメンバーが揃っていることを確認し、清掃場所に移動しました。高学年からは、「廊下を歩く時に静かに進もう。」、「他の人も歩いているから、周りをよく見てね。」という声が、率先してかかっていました。
清掃場所に着いてからは、担当の先生を交え、清掃の仕方や役割の確認を手短に済ませ、清掃に取りかかりました。決められた自分の役割に必要な清掃用具を手にして、清掃を始めました。ほうきで掃く人、雑巾を濡らして床拭きをする人、机やいすを運ぶ人など清掃場所によっていろいろな役割がありましたが、低学年と高学年が一緒に活動できるような作業分担がされ、低学年をサポートできる体制ができていました。高学年からは、「私の後ろについて、掃いてね。」、「机も椅子は重いけど、ちゃんと持とう。」、「雑巾がけは1列に並ぶよ。僕より前に出ないでね。」などと、低学年が困らないような優しい声かけがされており、清掃がうまくいかなかった時にはもう一度やり直しをしている姿もありました。縦割り班清掃に慣れてきた中学年は、自分に与えられた役割をこなし、「やることが終わったから、これを手伝います。」と言って、自分にできる次の役割を探している子もいました。短時間ではありましたが、いつもの学級清掃以上に集中した清掃活動ができていたと思います。
縦割り班清掃は、基本的には清掃がある毎週水曜日に実施され、3月まで続きます。今後は、清掃場所に各々が集合して、15分間の清掃が行われる予定です。清掃時の具体的な役割は決まっているので、今後は自分の役割に自信をもって取り組んでいくことができると考えます。異学年交流を図りながら、班での協力を進めていきます。