図工の学習(4年)

 4年生の図工の活動を紹介します。「ギコギコトントンクリエーター」という単元で、3年生の時に経験したくぎ打ちを生かした学習でした。
 子どもたちは、図工の制作キットの木片の大きさや形状からどんな作品を作るかを決め、さらにどんな部品が必要かを考え、制作の計画を立てました。そして、木片をのこぎりで切るための下描きの線を入れたのち、のこぎりでパーツの切り出しを行いました。図工室にある角いすを台代わりにして、慎重に切り進めていきました。「周りの安全を確認してから切ってね。」、「木を押さえる手を置く場所に気を付けて、切るんだよ。」という担任からのアドバイスを受けながら、作業をしていました。3年生時に経験したのこぎりの使い方を思い出し、刃を斜めに入れることや刃の長さ全体を使って切ることを意識して切っていました。また、子どもたち同士でアドバイスし合ったり、木片を押さえるのを手伝ったりして協力する様子もありました。
 切り出しの作業が終わると、切った木片に紙やすりをかけたり絵の具で着色したりして、パーツの仕上げに入りました。その後、金づちを使ってくぎを打ち、木のパーツとパーツをつなげていきました。小気味よいトントントンという音が教室に響きました。また、くぎが使えない細かい接合には、木工用ボンドを使って制作を進めました。
 子どもたちは、思い思いの木工作品を完成させることができました。できた作品に作品カードを作って飾りながら、自分たちが制作した作品について交流をしていました。作品は、4年生教室前の廊下に展示しておりますので、来月の参観日の際にご覧いただきたいと思います。

 

 

 

 

 


2024年11月20日