今日は、4年生を対象に実施した「点字教室」の様子を紹介します。
「点訳赤十字奉仕団」の皆様を講師にお招きし、視覚障害者の方の生活の様子や点字等について分かりやすく教えてくださいました。
まず、アリーナで視覚障害をおもちの方に、実際の生活の様子について分かりやすくお話ししていただきました。子ども達は、お話を聞きながら、熱心にメモをとり、工夫していることや思いや願いについて理解を深めました。音声で時間を教えてくれる時計や、指で触って確認できるように工夫された将棋盤等、実際に使っている道具も見せていただきました。
次に、各教室でスライドを使って、点字の歴史や点字の特徴、点字の読み方やきまり等について教えていただきました。
更に、点字器と点筆を使って、点字を打っていきました。子ども達は集中して、色々な文字を打っていきました。子ども達はすぐにコツを覚え、素早く打てるようになりました。最後には、自分のネームプレートやメッセージカードも点筆で打てるようになりました。
子ども達は、点字教室を通して、視覚障害の方の思いや願い、助け合いの気持ちをもつことの大切さ等たくさんのことを学び、貴重な体験をすることができました。
子ども達のために、視覚障害者の方の生活様子や点字の知識や打ち方等について、とても分かりやすく教えてくださった方々に心より感謝申し上げます。