習熟度別学習(4・5年)

 八丁平小学校では、4~6年生を対象に算数の習熟度別学習を行います。習熟度別学習とは、いつもの学級一斉授業よりも少人数に対して授業を行う学習です。4・5年生では、学年を4つのグループに分け、「発展コース」・「定着コース(2つ)」・「基礎コース」の4グループ構成としました。どのグループに所属するかは、子どもたちの希望や学習実態に応じて決め、習熟度別学習を実施しました。
 子どもたちにとっては、日頃と異なる学習環境となりました。担任ではない先生の授業を受けたり、他のクラスの人と一緒に授業を受けたりしたことは、とても新鮮な学習体験だったと思います。
 学習する内容についてはどのコースでも同じですが、授業を担当する教員が、所属する子どもたちの反応や理解状況に即した学習を進めました。同じ学習でも、どんどん自力で取り組む時間が多かったり、ペアやグループ学習をどんどん取り入れて協働的に学ぶ時間を確保したり、一斉指導に重点を置いて着実な理解を図ったりと、いろいろな学習の工夫がなされていました。また、タブレットを中心としたICT教材を用いながらの学習にも挑戦していました。どのコースにいても、教科書の基礎的・基本的な内容を確実に定着することをベースとし、さらに発展的に学習理解を図っていくことを目指した学習となりました。
 11月までに、4年生の『割合』、5年生の『単位量あたりの大きさ』の単元で習熟度別学習が実施されました。3学期には6年生でも実施する予定です。実りある学習になるように進めて参ります。

 

 

 

 

 


 

2024年11月26日