国語「海の命」(6年生)

 今日は6年生の研究授業の様子を紹介します。

 授業では、めあて「周囲の人物の生き方や考え方が、主人公にどんな影響を与えているかを考えて読もう。」のもと、子ども達は友だちと考えを交流しながら、最後まで集中して授業に取り組むことができました。

 まず、みんなで前の時間までに叙述から読み取った父や母、祖父の人物像を確認しました。

 次に「主人公がクエをうたなかったのはなぜか、誰の生き方や考え方から影響を受けているのか。」を叙述をもとに考えていきました。子ども達は教科書やノートに書き込みをし、それをもとに自分の考えを友だちと交流しました。子ども達は、積極的に色々な友だちと交流し、自分の考えを広げたり深めたりしていました。

 その後、全体でもみんなの考えを発表し合いました。「父の『海のめぐみだからなあ。』の言葉に影響を受けてクエをうたなかったのではないか。」、「じいさの『千びきに1ぴきでいいんだ。』の言葉に影響を受けてクエをうたなかったのではないか。」など自分の考えを進んで発表し、それを聞く子ども達も頷きながら友だちの考えを集中して聞いていました。

 子ども達の振り返りには、「友だちとの交流を通して、自分の視野が広がり楽しかった。」、「自分の考えが変化し、レベルアップした感じがした。」とありました。

 これからも、子ども達が友だちと進んで意見交流をし、自分の力を高めていける授業づくりに努めていきます。

 

 

 

 

 

 

2023年12月20日