室蘭市の国際理解教育の取組(『世界に通じる子どもたちの育成事業』
<目的>
○子どもたちが日本人としての自覚を持ち,主体的に生きていく上で必要な資質や能力を育成する。
○我が国や本市の歴史や文化,伝統などに対する理解を深め,これらを愛する心を育成するとともに,広い視野をもって異文化を理解し,異なる習慣や文化を持った人々と共に生きていくための資質や能力を育む。 → 室蘭の子どもたちが「ふるさと室蘭を見つめ直し,世界に目を向けながら自分の思いやふるさとを発信する」事業を展開する。
11/1 市橋先生を迎え,
「ミャンマーの人々と一緒に暮らす日本人の子ども」の姿を学ぶ
平成29年11月1日,白鳥台小学校を会場に,次年度統合する本室蘭,陣屋小学校5年生が一緒に,市教委主催の第4回「小学生国際理解教育出前講座〜飛び出せ世界へ〜」に参加しました。
講師は,
7/29 中学生が室蘭を英語で紹介−観光編− ビデオクリップ掲載
7/29 中学生イングリッシュデイ実施のしおりと参加生徒のアンケート結果掲載
8/5 第6回 室蘭子どもサミット 国際理解教育講演会スライド掲載
第6回室蘭市子どもサミット8月5日に150人の参加で開催されました。国際理解教育講演会は,青年海外協力隊員としてアフリカのブルキナファソで幼児教育の推進を担った舟津さんが講演。
本人の了解を得てスライド資料を掲載致します。今話題の,アフリカの最新情報です。
7/31 大型客船ダイヤモンドプリンセス号乗客へ小中学生おもてなし活動実施


アンケートに記入していただくことをきっかけに交流しました!
室蘭市ALTのMarkさんに事前指導を受けた子どもたちも,はじめる前は緊張気味でした。いざおこなってみると,アンケートに笑顔で答えてくれる乗客に勇気をもらい,自信をもって交流していました。10分おきにツアーバスが到着したので,どのチームも5組位の乗客さんと交流できたようです。
どんな英語とアンケートを使って交流のきっかけにしたのか,参考になれば幸いです。
◇英文 語りかけ アンケート (ダウンロード可)
◇アンケート結果 (ダウンロード可)
1. むろらん中学生イングリッシュデイ(7月29日実施)
reserve
2016年7月29日(金):4回目は「室蘭の観光スポットやグルメ紹介」を検討中!
- 新年度に参加希望の生徒と指導に当たる小中の先生を募集します。
- 2015年:3回目は室蘭の工業を日英両語で紹介するDVDを作成しました!
- 室蘭市内の中学生が,学校現場の小中学校の先生や室蘭市ALTの指導を受けながら,日英両語で室蘭市を紹介します。15年度は「ものづくり室蘭」の特色を生かし,新日鐵住金室蘭製鐵所・日本製鋼所室蘭製作所・JX日鉱日石エネルギー・キメラ・ボルタ工房の5つの事業所を中学生のナレーターで紹介DVDを作成しました。DVD資料を室蘭市教職員共有ホルダーにアップしました。室蘭市内小中学校教職員の方は,リンクをクリックしていただけるとご覧になれます。
1.
室蘭工場日英両語紹介 序章 (PROLOGUE) 1分31秒
2.
新日鐵住金室蘭製鐵所 (NIPPON STEEL SUMITOMO METAL) 3分26秒
3.
日本製鋼所 (JAPAN STEEL WORKS) 4分27秒
4.
JX日鉱日石エネルギー (JX OIL & ENERGY) 5分43秒
5.
キメラ (CHIMERA) 3分11秒
6.
ボルタ工房 (BOLTA WORKSHOP) 3分42秒
7.
室蘭工場日英両語紹介 終章 (EPILOGUE) 1分25秒
total 23'25"
- 室蘭紹介日英両語映像資料へのリンク(室蘭市内教職員公物パソコン専用)
-
- 2015年:小中学生対象「室蘭紹介日英文例集」作成
- 「室蘭紹介日英文例集」を室蘭市教職員共有ホルダーにアップしました。室蘭市内小中学校教職員の方は,リンクをクリックしていただけるとご覧になれます。
- 室蘭紹介英語文例集(全)
- 室蘭紹介英語文例集(概観・自然)
- 室蘭紹介英語文例集(施設)
- 室蘭紹介英語文例集(工業:新日鐵住金)
- 室蘭紹介英語文例集(工業:日鋼)
- 室蘭紹介英語文例集(工業:JX)
- 室蘭紹介英語文例集(工業:キメラ)
- 室蘭紹介英語文例集(工房:ボルタ)
- 室蘭紹介英語文例集(学校生活)
2.小中学生と室蘭工業大学留学生との交流
学校からの希望をもとに,室蘭工業大学の海外留学生と小中学校児童生徒の交流を支援します。27年度は,小学校8校の児童が留学生との交流を深めました。海外からの留学生は,志の高い方ばかりです。28年度も継続する,本市にとって歴史の古い取り組みです。
reserve3.「小学生国際理解教育出前講座〜飛び出せ世界へ〜」の開催
<平成27年度 実施報告>
- 1.目的
- 世界で活躍する人材を講師として派遣し,その経験や広い視野にもとづいた講演や授業を通し,市内の小学生が故郷室蘭を見つめ直し,世界に目を向ける契機とする。
- 2.実施日
- 平成27年11月4日(水)
- 3.実施校
- 高平小学校・本輪西小学校(5年生児童56名)
- 4.児童の認知度
- アラブ首長国連邦ドバイの認知度:講演前に知っていた割合52% フィリピンの認知度:講演前に知っていた割合94%
- 5.児童の感想
- ・ ドバイの女性の服が全身黒でびっくりしました。フィリピンの服がバナナで作られているので すごいなと思った。 ・ドバイとフィリピンがどんな所か教えてくれたり,相手の言葉が分からないときどうすればよ いかを教えてくれたりして勉強になった。日本と全然違うと思った。
- ・言葉が分からなくても,一緒にスポーツなどをすればなかよくなれるということが心に残りまし た。また,言葉が分かるということは,とても素晴らしいことだと思いました。 ・ドバイに行ってみたいです。ドバイは砂がいっぱいあるけれど,けしきはいいと分かりました。 外は50℃以上あることも分かりました。
4.「むろらん子どもサミット国際理解教育講演会」の開催
<27年度 実施報告>
○実施日: 平成27年8月7日(金)9:15〜12:00
○参加児童生徒数: 48名
○講師名: 鈴木 雄太 氏(北海道教育大学札幌校 学生)
○演題: 「青年海外協力隊の活動を通して」
○児童・生徒の感想から
- 講師の鈴木さんには,2回のシリアでの体験をお話しいただいた。生徒にとってはタイムリーな話題であったので,下記のように視野を広げただけでなく,自分事としてとらえる 生徒も現れた。
- 「鈴木さんの話で,自分が知らない地域の様子が良く分かった。日本とは食事の仕方や住む場所などがかなり違っていて,平和な日本と比べて,シリアでは未だに戦争が起こっていてたいへんだなと思った。」と,視野を世界に広げた生徒も多くでた。
- 「鈴木講師には,イスラム教徒にも愉快で心優しい人たちがいると聞き,イスラム教徒を見る目が 少し変わりました。前半に断食のお話をされていましたが,断食は辛かったのでしょうか?一人の 行い,一つの団体の悪いことをしたせいで,イスラム教が悪く見える。学校も同じなのだと思います。」と,自分たちの生活に引き寄せて考える生徒も現れた。
- 「鈴木さんの講演を聞いて,イスラム教のことが良く分かり,違う文化でも受け入れ,尊重する大切さを感じました。また,鈴木さんの『間違っていたら注意すること。それが世界を変える』という言葉が強く残り,それを自分なりに実行しようという気持ちになれました。このサミットを通して一歩成長できたと感じることができ本当に良かったです。」と,行動化の大切さに気付いた生徒も現れた。
reserve5.海外交流事業報告会の開催
<27年度 室蘭市中学生ノックスビル帰国報告会>
○日時: 11月18日(水) 16:30〜17:30
○会場: 胆振地方男女平等参画センター
○参加対象: 教職員,海外交流参加者及び関係者,一般市民
海外交流に興味のある児童・生徒
○参加者: 48名